広瀬香美さんは体全体を使った高音の美声が特徴的で、ゲレンデやCMソングでよく耳にすることから冬の女王とも言われています。
1997年に、広瀬香美さんがリリースした『promise』は累計売上54.2万枚という大ヒット曲。
曲名が思い出せなくても『ゲッダン』を聞くと曲を思い出すという方も多いのではないでしょうか。
広瀬香美さんのpromiseはアニメソングに起用されていたのか、promiseが『ゲッダンの曲』として有名になった経緯や元ネタについて調査してみました。
- promiseはアニメソングに起用されているのか
- ゲッダンと呼ばれるようになった理由
- ゲッダンの元ネタ
広瀬香美のpromiseはアニメソングに起用されていた?
広瀬香美さんは、1992年にデビュー。1993年にリリースした「ロマンスの神様」は174.9万枚を売上、広瀬さん最大のシングルヒット曲に。
1997年にリリースされた「promise」は、自身の売上2位のヒット曲となっています。
promiseはアニメソングとしては起用されておらず、『アルペン』のCMソングとして起用されています。
「ロマンスの神様」を皮切りに「幸せをつかみたい」「DEAR…again」「promise」など、毎年アルペンCMソングとして冬を彩るようになり、冬といえば、”ゲレンデでロマンス”そんなイメージを定着させていったのです。
ところで、広瀬香美さんが担当したアニメソングはどんな曲があるのでしょうか。
2022年4月-6月に放送されたテレビ東京系列アニメ『BIRDIE WING-Golf Girls’ Story-』season1のOPテーマを書き下ろした「Venus Line」、
1998年から放送が開始されたアニメ「カードキャプターさくら クロウカード編」のEDテーマ「Groovy!」があります。
今もなお、愛され続けデビュー当時と全く変わらない歌声は圧巻です。
広瀬香美のpromiseはゲッダンの曲としてネットミームで有名
広瀬さんのpromiseはなぜ「ゲッダンの曲」としてネットで有名になったのでしょうか。
ゲッダンとはpromiseのサビ前のフレーズ「Get Down」を元にニコニコ動画などで広まった愛称のことです。
ニコニコ動画で投稿されたゲームのバグ技プレイとpromiseのサビのフレーズを組み合わせたMAD動画が流行しました。
その1年後、ラマーズP氏によって手書きの八頭身モナーの乱回転するMAD動画が公開されました。
ニコニコ動画内でラマーズP氏のMAD動画を真似した動画が多数公開され、『ゲッダンブーム』が起きています。
これによりpromiseは、曲名より『ゲッダンの曲』としてネットネームで有名になっていきます。
広瀬さん自身、ゲッダンの曲と呼ばれることは公認のようで自身のツイッターにもゲッダンの曲とつぶやいてる投稿が上がっています。
広瀬香美のpromiseゲッダンの元ネタは何?
元ネタになったのはニコニコ動画で、 promiseリリースと同年の1997年発売のNINTENDO64ソフト『ゴールデンアイ007』というゲームのバグ動画です。
ゲームカセットを半分抜くとキャラクターがバグでぐるぐると高速で回転する動きが2007年7月12日に公開されました。
https://www.nicovideo.jp/watch/sm602860
この動画には音声はついていませんが、バグ技の高速回転と広瀬香美さんの「promise」のサビのフレーズ「揺れる 廻る 振れる 切ない気持ち」の回転繋がりで、「promise」の音声をあてたMAD動画が公開されています。
上記の動画は後に多数公開されるゲッダンシリーズの元凶なので、「全ての元凶の元凶」というタグがつけられています。
https://www.nicovideo.jp/watch/sm24672777
2008年10月にラマーズP氏の八頭身モナーのMAD動画が公開されてから2009年頃までゲッダンが大流行しています。
まとめ
広瀬香美さんのpromiseはアニメソングではなく『アルペン』のCMソングに起用されています。
promiseがゲッダンの曲というネットネームが有名になったのは、2008年に八頭身モナーが乱回転する映像と promiseをあてたMAD動画が公開されたことです。
そこからたくさんのゲッダン動画が公開されていきます。
ゲッダンの曲は本人も公認で、広瀬さん自身もそう呼んでいるのが面白いですよね。
元ネタは、2007年にニコニコで公開されたNINTENDO64ソフト『ゴールデンアイ007』というゲームのバグ動画とpromiseを組み合わせたMAD動画です。
この1年後に流行の火付け役の八頭身モナーのMAD動画が公開されています。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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