KingGnu(キングヌー)の楽曲「BOY」のミュージックビデオはメンバーの子供時代のようなストーリーが面白いと話題になっています。
コミカルでありながら少し感動するような展開ですよね。
この記事を読まれている方はこのような疑問をお持ちではないでしょうか。
キングヌーの楽曲BOYのMVのストーリーは?
どんな物語なの?
メンバーの子供時代をあらわしているの?
- KingGnu「BOY」のミュージックビデオのストーリー
- KingGnu「BOY」のMVについて考察
KingGnu「BOY」MVのストーリー
人気バンド・King Gnuの楽曲「BOY」に登場する4人の少年は、
小さくなったKing Gnuのメンバー
です!
・井口理役=佐藤尊
・常田大希役=杉田宙夢
・新井和輝役=翔舞
・勢喜遊役=すぎやまともや
ミュージックビデオは、
シャッターの閉まった商店街
で始まりますね。
そこで、井口少年がおにぎりを片手に歩いていると、いじめっ子の少女たちが追いかけてきました。
必死に走って逃げる井口少年。
息を切らした 君は誰より素敵さ
King Gnu『BOY』より
井口少年を応援するかのように歌が流れています。
そして、リーダー核の少女がニヤリと笑うアニメーション映像が流れます。
井口少年は、いじめっ子の少女たちに捕まってしまい、
手にしていたおにぎりを足でグリグリと踏まれて
しまいました。
手を伸ばすと届きそうで届かない…そんなもどかしさの中にいました。
気の抜けた炭酸みたいに
微かに気怠い日々に溶けた
King Gnu『BOY』より
井口少年がトボトボと歩く様子が、
していますね。
すると小さな箱に入った、
ピンク色の赤ちゃん怪獣
を発見します!
その日から井口少年は、ピンクの怪獣と一緒に生活を始めます。
怪獣は少しづつ成長し、井口少年と同じぐらいの背丈になっていくんですね。
何気ない日常を2人で楽しく過ごす中、運動場でゲートボールをしていると、
常田少年・新井少年・勢喜少年
が近づいてきます。
そこで意気投合し、それからは5人で楽しく過ごしました。
そして怪獣はどんどん大きくなり、大人の身長ぐらいになりました。
声を枯らすまで 泣いていたんだよ
King Gnu『BOY』より
叶わないと判って尚 抗っておくれよ
剥き出しで咲く君は 誰より素敵さ
そして4人は、
それぞれ楽器を持って
歌いだします。
自分たちにそう言い聞かせるかのように。
誰もいなくなった部屋の中を怪獣が掃除をしていると、
『怪物大図鑑』
という本を見つけました。
そこで自分と同じ容貌をした怪獣の絵を見つけた怪獣は、
真実を知ってショック
を受けます。
フラフラと商店街を彷徨い歩いていると、いじめっ子の少女たちと遭遇するんですね。
怪獣がいなくなったことに気づいた井口少年たちは手分けして探すも、見つかりません。
笑っておくれよ
息を切らした君は 誰より素敵さ
King Gnu『BOY』より
そんな歌詞が流れる中、勢喜少年・常田少年・新井少年が寄り添います。
するとまたアニメーション映像が流れ、井口少年はハッとします。
怪獣がいじめっ子の三人に捕まっている…
4人はそれぞれ武器を持ち、走り出します。
走れ遥か先へ
King Gnu『BOY』より
汚れた靴と足跡は 確かに未来へと
商店街の路地裏で、いじめられている怪獣を見つけました。
今駆けてゆく
King Gnu『BOY』より
息を切らした君は 誰より素敵さ
流れる歌詞と共に少年たちはいじめっ子に立ち向かいます!
アニメーション映像になり、いじめっ子達は、
3つの長い首をした大きな化け物
になりました。
少年達は協力して化け物をやっつけようと必死に戦います。
そして最後に井口少年がとどめを!
そこで、
音楽とともにアニメーション映像が終了
しました。
こてんぱんにやられて倒れている少年達と、そこから去っていくいじめっ子達。
常田少年・新井少年・勢喜少年が見守る中、
井口少年と怪獣はそっと抱き合い
井口少年は笑顔を見せました。
KingGnu「BOY」MVの考察
King Gnuの楽曲「BOY」のミュージックビデオは、タイトルにちなみ、
少年の姿
をしているKing Gnuのメンバーたちが登場しますね。
井口少年と怪獣を中心に、常田少年・新井少年・勢喜少年との
となっています。
孤独で気弱だった井口少年が、友達と出会うことで変化していく…
ストーリーと共に、井口少年と怪獣の関係などを考えていきます。
ストーリー考察の概要
いじめっ子達からひたすら逃げる井口少年は、立ち向かうことも出来ず、ただ這いつくばっているだけの
弱い男の子
ですね。
上手くいかない日常の中で、ピンクの怪獣と出会います。
時が経つにつれて怪獣の存在は大きくなり、お互い側に居るのが当たり前の関係になる様子は、
が手に取るようにわかりますね。
そして常田少年・新井少年・勢喜少年と出会い、特別な事はしないけれどただ日常を友達と笑って過ごす…
ここは、
ですよね♪
こんな青春時代もあったよなぁと感じる、エモーショナルな場面です。
大切な友達の怪獣がいじめっ子達に捕まってしまったのを知った時、井口少年は迷いなく武器を取り走り出しました。
いじめっ子達に怯えて何も出来なかった過去から、
「守りたいものがある」
という強い気持ちを胸に、大切な友達の存在が井口少年を変化させたのではないでしょうか。
いじめっ子達を前に勇敢に立ち向かい、常田少年・新井少年・勢喜少年と共に戦いました。
ヒーローが敵を倒し仲間を助ける…井口少年の頭の中にはそんな
イメージ
があったと思います。
でも現実は違うんですよね‥
そんなシーンが描かれているように思えます。
結局は負けてしまったけれど、勝ち負けではないと思います。
結果はどうであっても
なのではないでしょうか!
今日も その涙が汗が滲んだ
King Gnu『BOY』より
誰とも違う美しさで 笑っておくれよ
息を切らした君は 誰より素敵さ
涙や汗を流して一生懸命頑張っている君は素敵なんだよ…と、
になりましたよね。
応援歌のようなメッセージも込められているようです。
井口少年を変えた大切な人の存在
井口少年の最初の変化はやはり、
ではないでしょうか!
まだ赤ちゃんだった怪獣に対して「この子は僕がいないとダメなんだ」と。
赤ちゃんを育てることにより、
自分の存在意義を確かめていた
のかなと思います。
怪獣が成長するにつれて関係性は変化し、お世話していた赤ちゃんから大切な友達になり、
になりました。
井口少年は笑顔が増え、孤独だった日常も明るく色付いていきましたね。
そして新しい友達となる、
から、仲間が増えたことによって井口少年はまた強くなっていった様に感じます!
怪獣がいじめっ子達に捕まってしまった時には迷いなく飛び出し、
気弱でいじめられっぱなしだった井口少年
が大切な友達のために、
立ち向かう姿
は、とてもかっこよかったですよね!
子供心にあった理想の世界
子供の頃、頭の中で理想を描いたり自分が物語の主人公になったりと、
イメージの世界
を楽しんだ人も多いのではないでしょうか。
MVのアニメーション映像は、
ではないかと考えます。
仮面をつけたいじめっ子達の表情は分かりません。
けれど不敵な笑みを浮かべているように見えたり、怪獣が捕まってしまったシーンが見えたりしますね。
最後には勇敢に敵に立ち向かい、
いましたね。
少年たちは力を合わせ戦って、最後のとどめを井口少年が…というところで現実に引き戻されています。
ここは、
やっぱ現実はこうなるよなぁ…
という声が聞こえてきそうなシーンでした。
負けてしまっても最後は大切な友達と抱きしめ合い、それを見守る常田少年・新井少年・勢喜少年。
そして井口少年のホッとしたような笑顔が印象的でほっこりとしましたよね。
ピンクの怪獣の正体は?
井口少年が商店街で偶然見つけたピンク色の赤ちゃん怪獣。
大抵の人は何の生き物かわからなかったら怖くて近づいたり出来ませんよね。
しかし、井口少年は怪獣を連れて帰り育てていました!
常田少年・新井少年・勢喜少年と仲良くなった時には
「人の友達は初めてだ」
と絵日記に書いていたので、人ではない生物と理解していたと思います。
また、常田少年・新井少年・勢喜少年は、
『怪物大図鑑』にピンクの怪獣が載っていることを知っていて声をかける
というシーンがありました。
怪獣の正体は最後までわかりませんでしたが、誰も怖がらないで一緒に遊んでいましたよね^^
大人なら一歩引いてしまうような事も子供は怖いもの知らずだったりします。
怪獣の存在が
を表していたのではないかなと思いました!
実はこのピンクの怪獣はKingGnuの他の楽曲のMVにも出てくるんです♪
「Slumberland」という楽曲の中に登場するんですね。
大人になってもみんなで仲良く活動しているというストーリーでしょうか、KingGnuさんたちの遊び心が表れていますね。
まとめ
King Gnuの楽曲「BOY」MVのストーリーと考察についてまとめました。
タイトルにちなみ、少年になって登場するKing Gnuのメンバー。
孤独で気弱だった井口少年が、怪獣や大切な友達と出会って変化していくストーリーですね。
考察については個人的な考えなので、ディレクションを担当したOSRINさんの想いとは異なると思いますが、子供時代のことを思い出したり、どこか懐かしい気持ちになるような…そんなMVだったのではないでしょうか(^^
最後までご覧くださってありがとうございます。
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