小説をもとに楽曲を作る音楽ユニット「YOASOBI」。
年齢を問わず幅広い世代から支持されており、TVやSNSで目をしない日はないほど人気を誇っています。
YOASOBIは直木賞作家とコラボレーションするプロジェクトを企画し、第2弾楽曲「好きだ」を2022年5月30日に配信されましたね!
この記事を読まれている方はこのような疑問をお持ちではないでしょうか。
「好きだ」とはどんな曲?
「好きだ」の原作小説は?
- YOASOBIと直木賞作家とのコラボ作品
- 「好きだ」の原作小説「ヒカリノタネ」あらすじとネタバレ考察
YOASOBIの直木賞作家とのコラボ作品
小説を元に音楽を作る「YOASOBI」が直木賞作家とコラボレーションした企画が2022年に始動しました。
今回コラボした作家は、
の4名です。
「はじめての」という小説は、各作家が、
はじめて〇〇したときに読む物語
をテーマに小説を執筆し、執筆した小説を元にYOASOBIが表現し、曲を作り上げていく流れとなっています。
- 島本理生「私だけの所有者」―はじめて人を好きになったときに読む物語
- 辻村深月「ユーレイ」― はじめて家出したときに読む物語
- 宮部みゆき「色違いのトランプ」― はじめて容疑者になったときに読む物語
- 森絵都「ヒカリノタネ」― はじめて告白したときに読む物語
第1弾楽曲は
「ミスター」
という曲で、2022年2月16日に配信スタートしております。
この楽曲は島本理生氏による書き下ろした小説をもとにしています。
「好きだ」の原作小説は「ヒカリノタネ」
YOASOBIがコラボレーションした企画の第2弾「好きだ」は、
という小説をもとに作曲されています!
5/30(月)配信の新曲「好きだ」🌷
— YOASOBI (@YOASOBI_staff) May 22, 2022
今回、全国の書店の皆さまが情報の解禁にご協力くださいました。音楽と小説の垣根を超える #はじめての プロジェクト、 #好きだYOASOBI で盛り上げる第二弾は森絵都さんの「ヒカリノタネ」原作です。お楽しみに🔥https://t.co/lgjHEweMcX
(すみませんURL変わりました) pic.twitter.com/ETASOix0cK
森絵都氏は「好きだ」の楽曲について下記のコメントを発表しています。
「好きだ」のタイトル通り、曲全体から告白前のドクドクとした鼓動が伝わってくるようで、「心から誰かを思うこと」のまぶしさに胸が躍りました。
小説から元気よく飛びだしてきたような女の子の惑いや気づき、そして決意に至る道筋が、短い歌詞世界の中に色濃く焼きつけられていることに驚いています。
耳の奥でいつまでも鳴りやまない伸びやかなメロディと歌声は、世界中の片思いへの力強い祝福だと思います。
NOVEL INTO MUSIC | YOASOBI
「ヒカリノタネ」あらすじ
主人公である高校生の由舞は、
幼馴染の椎太が好きでたまらない
存在です。
四回目の告白を確実にするため、過去の告白を消し去ろうとタイムトラベルをする、
となっているんですね。
「ヒカリノタネ」ネタバレ考察
「ヒカリノタネ」は、幼馴染に恋する女子高生のストーリーの構成となっています。
ただそこに、タイムトラベルという
に主人公の成長過程も加わり、起承転結がはっきりした、
です!
ヒカリノタネ、読んじゃった
— ナツキ (@natsuki_yoasobi) May 21, 2022
内容は触れないけど、想像できないストーリー展開、そこに広がる特徴的な比喩表現が印象的
あと○○○○(ネタバレ防止)のテクニックもすごかった
Ayaseさん!あなたはこのストーリーをどうやって歌にするんですか!楽しみにしてます!#YOASOBI#好きだ#ヒカリノタネ pic.twitter.com/D9RA0l2w2J
また、SNS上では「4作品の中で1番お気に入り」といった高い評価があがっています!
はじめての/島本理生、辻村深月、宮部みゆき、森絵都
— イカまりこ🍄 (@ikamariko) March 10, 2022
4人の直木賞作家とYOASOBIのコラボ
「はじめて○○したときに読む物語」がテーマ
森さんの「『ヒカリノタネ』はじめて告白したときに読む物語」がお気に入り♪
同じ相手に3回告白して玉砕してる女の子の話
読後、万歳して拍手しちゃったw#読了 pic.twitter.com/CQtggjMvgm
はじめての #読了
— 真琴🌾 (@Macotobook) March 10, 2022
YOASOBI×有名作家のコラボ!
どれも面白かったけど、特に森さんの「ヒカリノタネ」が好きだった。
YOASOBIコラボをきっかけに、小説好きな若者が増えたら嬉しいな。
楽曲配信も楽しみ。
配信中の島本さんコラボの「ミスター」、早速聴いてきます。#読書好きと繋がりたい pic.twitter.com/8WdS1YRFe6
そんな高評価な「ヒカリノタネ」とはどんな作品になっているのでしょうか。
ストーリーのネタバレをしていきます!
主人公の「由舞」とは
主人公の高校2年生の由舞は、大好きな幼なじみの椎太に、
告白するかどうか
悩んでいました。
過去に3回(小1・小6・中2)告白をしているので、もし今回告白するとなると4度目になります。
友人のヒグチに告白の相談をすると、
恋が実る可能性は低いけど頭を冷やすために当たって砕けろ
というアドバイスを受けます。
相談するうちに4度告白することは、相手にとって初々しさがないことを感じます。
3度告白してしまった「過去の自分」に対して後悔し始めるんですね。
「蒔野」とはどういう人物
「蒔野」はヒグチが由舞に、
タイムトラベルの手伝いをしてくれる人
として紹介しました。
なんとかアポをこじつけることが出来、2人はとある高層マンションで蒔野に会うことが出来ました。
最初話を聞いた時は半信半疑だった由舞でしたが、どんどん説明を聞いていくうちに、
していきました。
タイムトラベルを実行するが…?
由舞は蒔野の話を聞き、
過去に実行した告白をなかったことにする
ためにタイムトラベルすることを決意します。
蒔野の施術で過去へタイムトラベルを実行し、告白した時期へ戻り阻止することに成功します!
決意した「過去に実行した告白をなかったことにする」が叶い喜んでいいはずなのに、なぜか由舞の目から涙が出てしまいます。
涙が出てしまう理由は、
と恐れていたのでした。
なんと告白を阻止できていなかった!
タイムトラベルから戻ってきた由舞でしたが、本人が恐れていた変わった世界はなく、
タイムトラベルに行く前と何も変わらない世界
がありました。
それを確信づけたものは、「柿ピー」「ワンピース」「バレーボール」が変わらずに存在していたからです。
タイムトラベルから戻ってきた世界を調べてみると、タイムトラベルで阻止出来た告白の直後、
します!
今回タイムトラベルをして告白を阻止しても、自分の気持ちに素直に行動していた由舞は、
自分に感謝
します。
そして、4度目の告白を心に決め放課後学校の屋上に呼び出すことにしました。
まとめ
2022年5月30日にYOASOBIが公開した「好きだ」について調べてみました。
「好きだ」は直木賞作家とのコラボレーション第2弾となり、森絵都氏が書き下ろした「ヒカリノタネ」をもとに制作されたんですね。
幼馴染に恋する高校生の主人公が、過去の告白を阻止するためにタイムトラベルする、ファンタジー小説となっています!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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